もぐさにはよもぎに含まれる精油成分があるためか、火つきがよく、熱さ少なく火持ちもよいのでお灸に最適なのです。
お灸 やけど 何故?
お灸をしてやけどができた場所には、それを治そうとして白血球が集まってきます。 白血球に含まれるマクロファージは、筋肉にたまった疲労物質を食べるはたらきがあります。 そこで、コリのある場所などにお灸を据えてあえてやけどをつくり、コリを解消するのです。
お灸するとどうなる?
体に温熱刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。 すると、細胞が活性化され、免疫作用がアップするほか、リンパの流れが改善されますから、むくみの解消にもつながります。 さらに温熱効果によって血管が収縮・拡張し、局所の充血や貧血を調整し、炎症をやわらげる効果もあります。
お灸 って何がいいの?
温熱作用 温めるイメージの強いお灸ですが、「温める」だけではない様々な作用があります。 皮膚上への熱刺激が、皮下の筋肉や血管、リンパに影響を与えます。 温熱刺激により、副腎皮質ホルモンが分泌され、白血球が活性化されるほか、炎症や痛みを抑制する効果があります。
せんねん灸の原材料は?
お灸は、よもぎの葉の裏の綿毛だけをあつめた「もぐさ」からつくられます。 5月~7月によもぎをつみとり、葉と茎に分け、葉だけを乾燥させます。 よく乾燥して粉砕機にかけくだき、何度も臼(うす)でひきます。