アルコールは睡眠にさまざまな影響を与えます。 たとえ寝付きがよく感じても、アルコールが代謝されて生じるアセトアルデヒドが覚醒作用をもたらすため、途中で目が覚めやすく、利尿作用もあいまって睡眠が分断されてしまいます。 眠りの後半の睡眠を浅くする作用もあるため、夜中に目覚めてその後なかなか眠れないという現象が起こります。
禁酒 眠れない なぜ?
アルコールの常用を中止するとREM睡眠が増加します。 寝つきが悪くなり不眠がちとなります。 この不眠は長期化しやすいため,せっかく禁酒できても寝つきを良くするために再びアルコールの飲酒を開始してしまう原因となります。
お酒飲んだ後 何時間後 寝る?
消化管に入ったアルコールは、飲んでから1~2時間で、消化管粘膜から門脈を介して、肝臓に入り代謝されます。 肝臓で処理しきれなかったアルコールは、肝静脈を通って心臓へ、そして、脳を含めた全身に送られます。 このとき、アルコールが脳にはたらき、催眠作用が生じます。 そのため、私たちは、眠気を感じるようになります。
お酒を飲んだらなぜ眠くなるのか?
アルコールが神経系に作用する 体内に吸収されたアルコールが血液に乗って脳まで達すると、脳内にある神経系に作用。 鎮静効果をもたらします。 その結果、お酒を飲むと眠くなると考えられています。
お酒を飲んで寝るとどうなる?
アルコールを飲んでしまうと、レム睡眠の段階に入り込むことも、レム睡眠の周期が安定して訪ることもなくなるので、脳と身体の完全な回復は見込めない。 だから、アルコールが残った状態で眠った翌朝は、目覚めても気分がすっきりしない。