アルコールが血液によって脳に到達すると脳を麻痺させ、酔った状態を作ります。 これが「酔う」ということです。 飲んだアルコールが脳に到達するまでには、約30分から2時間ほどかかるといわれており、お酒を飲んでもすぐには酔わないのです。
酔い 何時間?
酔いがさめるまでの時間 体内でのアルコールは体重1kgにつき、1時間に約0.1g処理されます。 体重約60kgの人が1単位のお酒を飲んだ場合、アルコールは約3~4時間体内にとどまります。 2単位の場合ではアルコールが体内から消失するまで約6~7時間かかります。
お酒に酔うとどうなる?
※公益社団法人アルコール健康医学協会「お酒と健康を考える」より※個人差があります。 酔いの初期は、脳の理性をつかさどる部分の活動が低下して、抑制されていた本能や感情をつかさどる部分が活発になって開放感を覚えたり、明るくなったりします。 酔いが進むにつれ、運動能力が鈍り記憶があいまいに。
お酒はなんで酔うのか?
酔うってどういうこと? 血液に溶け込んで脳に運ばれたアルコールによって脳が麻痺することが「酔う」ということです。 どのくらい酔っているのか、その程度は脳内のアルコール濃度によって決まります。 しかし実際には脳内のアルコール濃度は測れないので、血液中のアルコール濃度を測って判定します。