お米の主成分は、水分、でんぷん、たんぱく質(しつ)、脂質(ししつ)、ミネラルで、これらがある一定の数値(すうち)でバランス良く配合されているお米がおいしいのです。
なぜお米は炊くと柔らかくなるのか?
生のお米のでんぷんは、ベータでんぷんといって、人は消化できな いくらい、かたい結晶のようなつくりをしています。 炊飯をすると、 この結晶が水と熱の力でゆるやかに広がり、アルファでんぷんという、 人が消化できる、やわらかいつくりのでんぷんにかわります。
うるち米とはどんなお米ですか?
うるち米とは、私たちが普段口にしているお米を指します。 お米の袋を見ると、うるち米と書かれているものが多くあります。 中には「精米」と書かれているものもありますが、正式には「うるち精米」なのでうるちが省略されている形になっています。
豪雪地帯 米 なぜ?
この地域は盆地であるため、夏は稲作に適した高温の日が多いこと、冷害や台風などの災害が少ないことも米作りに適した気候と言えます。 また、美味しいお米のとれる地域は、必ず沢山の雪が積もります(日本海側の豪雪地帯ほどお米が美味しい)。 この条件にもぴったり当てはまります。
アミロペクチン 粘り なぜ?
もうひとつのアミロペクチンといわれる成分はアミロースと同じくブドウ糖が結合してできたひも状のものですが、ところどころでブドウ糖の別な場所に更にブドウ糖がつくことにより枝分かれし、その枝も途中で更に枝分かれしています。 アミロペクチンはこの枝分かれのため、水中ではお互いが絡みやすく粘りけが出ます。