アジアの熱帯のみに生息する。ヒト亜科とオランウータン亜科の分岐は約1400万年前と推定されている。
オラウータンの由来は?
オランウータンの名は「森の人」を意味するマレー語に由来し、別名をショウジョウ(猩猩)ともいう。
オラウータンはどこに住んでいる?
オランウータンとは、インドネシアのスマトラ島と、インドネシアとマレーシアにまたがるボルネオ(カリマンタン)島の、豊かな熱帯の林にだけに生息している大型類人猿です。 マレー語で「オランウータン」とは、「森の住人」という名を持ちます。
オラウータンの好きな食べ物は?
ドリアン、イチジクなどの果実が大好物で、木の葉や芽なども食べます。 動物園では、バナナ、みかん、りんご、さつまいも、にんじん、牛乳、卵、煮干しなどをあたえています。 類人猿のなかでゴリラについで大きな種です。 樹上生活に適していて、長い腕でゆっくりと枝から枝へ腕渡りをして森のなかを移動します。
オラウータンの日本語は?
オランウータン(orangutan)は、マレー語で「オラン(orang)」が「人」、「ウータン(utan)」が「森」を意味し、「森の人」という意味。 元々は森の奥に住む原住民をいった語だが、動物の名に転じた。 「オランウータン」の語は、江戸時代にオランダ語を通して日本に入った。