いつも(毎日)あるものなの? おりものは、女性ホルモンと密接に関係していて月経周期に合わせて増減を繰り返しています。 通常、生理が終わった後だんだん増えていき、排卵期にもっとも量が多くなり、透明なゼリー状でよくのびるようになります。 排卵のあとは量が減ってきて、粘り気のある黄白色のおりものに変化していきます。
おりものが出るのはなぜ?
おりものとは おりものは、子宮頚部、子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物のこと。 膣内部のうるおいを保って粘膜を守ったり、汚れを排出したり、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぐ役割がある、女性のカラダをまもる大切なものなんです。 また排卵時には、ゼリー状に変わり、精子を受け入れやすい状態にします。
おりものから何日で生理?
● 一般的に、毎月の生理(月経)が終わったあと2~3日はほとんどおりものが出ませんが、それから排卵期に向けて少しずつ増えてき、排卵期には生卵の白身のような透明のゼリー状のよく伸びるおりものが出ます。 排卵後はおりものの量が減り、粘り気のある黄白色のおりものに変化します。
大量のおりもの なぜ?
ストレスや疲れ ストレスや疲れは、体の免疫力を低下させ、腟内常在菌の自浄作用が低下することで細菌性腟炎やカンジダ腟炎を引き起こすことがあります。 また、ストレスによって女性ホルモンの分泌異常を生じ、性周期が乱れることで、おりものの量が増えることもあります。
おりものがいつもより多い?
●量が多くなるとき、少なくなるとき 月経が安定し、規則正しく来るようになると、排卵の頃(月経と月経の中間あたり)には、卵胞ホルモンの分泌が多くなるので、おりものの量が増えるのがふつうです。 この時期に、卵の白身のような粘り気のあるおりものが多く分泌されるのは、ごく一般的なことなので心配ありません。