吐いた後は口をすすぐだけにして、最低2時間は少 量でも飲んだり食べたりさせないようにしましょう。 水分などをとってしまうと、嘔吐を誘発することが多く、更に 脱水が増強してしまいます。 ○吐いたときは、吐いたものが喉につまらないように、横を向か せましょう。
嘔吐下痢の時はどうしたらいい?
具体的には、嘔吐や下痢がおさまるまでは、飲食を避けて安静にし、様子をみます。 症状がおさまってきたら少量の水分から摂取を開始します。 経口補水液(市販のOS-1など)が望ましいです。 吐き気止めや下痢止めは、ウイルスや細菌が体内から排出されるのを妨げ、逆に症状回復が遅くなる可能性があるため、基本的には使用しません。
何を飲んでも吐く?
水を飲んでも吐いてしまう場合 時間をおいても嘔吐が止まらない場合は、体から水分がどんどん失われ、脱水症状となる場合があります。 口の中や口の周りが乾いてきた、ひどい頭痛、意識が薄れるなどの症状がある場合は、躊躇わず早急に病院で点滴による治療を受けましょう。
なぜ吐き気がするのか?
嘔吐は胃や腸の内容物が食道を経て、口から吐き出される現象です。 通常は吐き気をともないます。 胃の中の異物や刺激物、毒物を吐き出す一種の防御反応ですが、消化器をはじめとする内臓や脳の病気など、さまざまな疾患が原因になり、生命に係わる危険信号になっていることもあります。
嘔吐 脱水 どのくらい?
もし吐き気を抑えきれずに吐いてしまったら、まず吐き気と嘔吐を上手にやり過ごしましょう。 半日以上嘔吐を繰り返したり、ひどい水下痢が始まるまでは脱水症の心配は大きくありません。 むしろ吐き気が十分治まる前に過度の水分を摂取して、飲んで吐いてを繰り返し半日程度で脱水症状に陥ってしまうのがよくある失敗です。