排卵した後の卵胞や排卵しなかった卵胞は卵巣内で自然としぼんでいきます。 排卵した卵胞は黄体ホルモン(プロゲステロン)に変化し、そのホルモンにより基礎体温が上昇し高温期が続きます。 排卵した卵子が精子と受精し、子宮内膜に着床した場合は妊娠が成立。
無排卵月経 卵はどうなる?
排卵が起こらない場合、卵子は排出されず、卵胞も黄体に変化しないので本来の生理(妊娠に向けて厚くなった子宮内膜がリセットされて体外に排出される)は起こりません。 しかし、エストロゲンの分泌により厚くなった子宮内膜が耐え切れずにはがれて出血が起こると、生理がきたと勘違いします。
排卵しているかどうか?
基礎体温 毎朝、起きた直後に婦人体温計を舌の下にはさんで舌下体温を計り、基礎体温表に記入します。 低温相と高温相の2相に分かれていれば排卵があると判断します。 ただ基礎体温が2相性に見えていても排卵していないこともありますし、1相性に見えても排卵していることもあります。
排卵してない どうやってわかる?
基礎体温を測れば無排卵かどうかがわかる 自分の月経がきちんと排卵を伴っているかどうかは、基礎体温を測ればわかります。 正常な排卵がある場合、基礎体温は月経から排卵までが低温、排卵から次の月経の始まりまでは高温を示します。 そのため基礎体温のグラフは、低温期と高温期の二相性を描きます。
排卵しない妊娠の可能性は?
排卵がおこらないと妊娠はしません。 排卵がおこらないときは必ず月経の異常を伴います。 例えば何ヵ月も月経がない(無月経)とか、あるいは生理が遅れがちのような場合は稀発月経といい、排卵するために長い日数がかかっていることが推定されます。 あるいは排卵を伴っていない出血(無排卵性出血)のこともあります。