排尿障害とは 排尿障害とは膀胱に尿を貯め、貯まった尿を体外へ排泄するという排尿サイクルの過程に異常をきたす状態のことを指します。
排尿障害 どうなる?
排尿困難が続くとおしっこが膀胱に残る(残尿と言いますが)ようになり、重症になりますと腎臓の機能が悪くなったり、残尿に細菌感染が起こり厄介な状態になりますので早めに病院に行きましょう。 また過度の飲酒、ある種の薬剤により尿が詰まる事が良くあります。
排尿障害の種類は?
排尿障害は、蓄尿障害と排出障害に分類できます(図1)。 蓄尿障害とは、文字通り「ためておくことができなくなる」障害です。 これは、膀胱排尿筋の過活動や、膀胱出口の抵抗が弱くなる、尿道閉鎖圧が低下するといったことが原因となり、尿失禁や頻尿が生じます。 一方の排出障害は、「出すことができなくなる」障害です。
排尿障害は何科?
溢流性尿失禁や残尿が多く(50~100mL以上)、排尿障害の症状もある場合は、すみやかに泌尿器科のある病院にご相談ください。
排尿障害って何?
膀胱と尿道(男性では前立腺を含む)、および尿道括約筋で構成される下部尿路には、尿を貯める機能(蓄尿機能)と尿を排出する機能(排尿機能)があります。 これらの機能が障害された状態を排尿障害といいます。 症状としては頻尿・尿失禁・排尿困難・尿閉といったものがあり、どの症状も生活の質(QOL)を著しく損なうと言われています。