パーキンソン病の主な症状パーキンソン病の4大症状として「振戦(ふるえる)」「固縮(かたい)」「寡動・無動(おそい)」「姿勢反射障害(ころびやすい)」があげられます。 これらは運動障害にあたります。 手のふるえは歩行時には強くなります。
パーキンソン病ってどんな症状が出るんですか?
振戦(ふるえ)、動作緩慢、筋強剛(筋固縮)、姿勢保持障害(転びやすいこと)を主な運動症状とする病気で、50歳以上で起こる病気です。 時々は40歳以下で起こる方もあり、若年性パーキンソン病と呼んでいます。
パーキンソン病 どんな人がなりやすい?
遺伝性、若年性のパーキンソン病が稀にみられますが、普通は遺伝性ではありません。 またこの病気は不思議なことに病気になりやすい性格があると言われており、実際、真面目で几帳面、融通がきかないといった性格の方に多く発症し、また喫煙者では少ないことが知られています。
パーキンソン病の注意点は?
パーキンソン病は、症状の進行にともない体を動かしにくくなりますが、だからといって体を動かさないことは、運動機能の低下を加速させるおそれがあります。 安全で動きやすい環境を整え、生活の中でできるだけ動くことを心がけましょう。
パーキンソン病ってどういう病気でしょうか?
パーキンソン病は、脳内の神経伝達物質の1つであるドーパミンが不足し、手足のふるえ、ぎこちない動作、小刻みの歩行などの症状があらわれる進行性の病気です。 ドーパミンの不足は、脳の黒質(こくしつ)という部分の神経細胞が減少するために起こりますが、その原因はまだ分かっていません(※1)。