ジャイアントパンダの場合、雪深い高山の森林の中で暮らしているので、白と黒の体が墨絵のような雪景色に溶け込んで、敵から身を守るのに都合がいいのでは、と考えられています。
パンダの目の周りが黒いのはなぜ?
内容:パンダの目のまわりが黒い理由として2点挙げている。 ①急所である目がどこにあるか分からないようにして、てきの目をごまかすため。 ②パンダが住む高い山で、冬のぎらぎら光る雪のまぶしさを防ぐため。 「あぶないときに木に登ったパンダは光のぐあいで見にくいので、てきの目を ごまかすのに役立つため」、としている。
パンダの耳 なぜ黒い?
しかし、パンダの特徴的な顔の白黒パターンについては、カモフラージュではなく「コミュニケーション」が目的だと結論づけています。 まず耳が黒い理由は、捕食者に「凶悪性」をアピールするのに役立ち、また目の周りが黒いのは、それぞれの個体を見分けたり、ライバルのパンダに攻撃性を知らせるのに役立つとのこと。
パンダはなぜ草食?
ジャイアントパンダは、天敵や餌の競争を避けて、中国山岳地帯の奥地を生息の場としました。 そこで冬でも枯れず1年を通し豊富に得ることが出来る食物がタケ・ササだったのです。 ジャイアントパンダは、生存競争を避け、身を守る環境で暮らすために、食べるものは無理をする生活を選んだ動物です。
なぜパンダは肉を食べないのか?
パンダが実は肉食動物なので、肉を食べる可能性もありますが、動物や動物の死骸を捕食することはめったにありません。 これは、肉を食べるのが好きではなく、機会がないためです。 パンダの分布域には大きな肉食動物がほとんどいないので、残された死骸はほとんどありません。