掻くと気持ちが良いし、ひりひりするまで掻いてしまえば、しつこいかゆみから一時的に逃れることができます。 しかし、強く掻くと皮膚のバリア機能、すなわち外からの異物に対する防御機能が低下してしまいます。 また、体の中から水分が外に逃げてしまい、皮膚から水分が失われることで乾燥肌になります。
肌 かくとどうなる?
かゆみを軽減するために肌を擦ったり掻いたりして傷をつけると色素沈着する場合があります。 肌が掻き傷など刺激を受けたとき、肌の防御機能として表皮に存在する色素細胞が刺激されて黒色メラニンが過剰に分泌されることで表皮や真皮に沈着し、肌表面にも色素沈着になってしまいます。
皮膚ブツブツなぜ?
主な原因は、肌の代謝(ターンオーバー)の異常により、角質が毛穴に過剰にたまることで、皮膚の表面が盛り上がり、ブツブツが生じるとされています。 肌はざらざらとした触感となり、毛穴の周りで炎症を起こして、赤みを伴うこともあります。 また、遺伝的な要因やホルモン代謝などの影響で症状が起きるとも考えられています。
何もなってないのに痒い?
何もできていないのにかゆい・・・皮膚そう痒症 皮膚そう痒症とは、皮膚に何もできていないのにかゆみを感じる病気です。 全身いたるところがかゆくなるものと、陰部など限られたところだけかゆくなるものとがあります。
痒みを我慢するとどうなる?
つらい肌のかゆみには、症状の悪化を防ぐだけではなく、かゆみを繰り返さないよう肌のバリア機能を回復する対処・治療が必要です。 また、かゆみを我慢して放っておくことも、症状を悪化させ、さらなる肌トラブルの原因となります。