疲労骨折は、はじめ痛みをほとんど感じず気づかないうちに進んでいることがあります。 しかし、時間とともに痛みが強くなる傾向があります。 疲労骨折の痛みは通常、特定の動作の時に生じて安静にしていると減少します。 痛みのある部分の周囲が腫れることもあります。
疲労骨折 どういう痛み?
ケガが原因で起こる外傷骨折と違って、強い痛みや皮下出血、大きな腫れを伴うことはないものの、運動しているときや圧迫したときに痛みを感じることが多いです。 痛みのある部位が腫れたり、少し膨らんだりする場合もあります。 あきらかな外傷がないため「捻挫だと思っていたら、骨折していた」というケースもあります。
疲労骨折 どうやってわかる?
診察を行い、疲労骨折の可能性が高ければエックス線検査やMRI検査を行う。 ただし、エックス線では初期の疲労骨折は判別がつかないケースもあり、間隔をあけて複数回検査する必要がある。 このため、早期に判断する手段としてはMRI検査のほうが有効となる。 また、早期発見の検査としては、骨シンチグラフィーを行うことも考えられる。
足 疲労骨折 どんな痛み?
症状 中足骨の疲労骨折では、ほとんどの場合、時間の運動や激しい運動を行った後に足の前部に痛みが生じ、運動をやめるとすぐに治まります。 その後、運動時に痛みの現れるタイミングが次第に早くなり、運動できなくなるほど強く痛むようになって、やがて体重がかかっていなくても痛みが続くようになります。
疲労骨折 ほっとくとどうなる?
疲労骨折を放置していると症状が進行し、治療期間が長くなります。 当院は、スポーツ整形外科も担当している医師が診察をする月曜・水曜・木曜・金曜に相談する方法もありますので、お気軽にご相談ください。 一般的に骨折箇所をギプスで固定するケースは少なく、痛くなければウォーキングや筋力トレーニングなどを行うことも可能です。