疲労骨折とは、1回の大きな外傷でおこる通常の骨折とは異なり、骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな力によって、骨にひびがはいったり、ひびが進んで完全な骨折に至った状態をいいます。 丈夫な針金でも繰り返し折り曲げ続けると折損してしまうのと似ています。
肋骨 疲労骨折 どんな痛み?
症状 身体をひねると胸に痛みを感じたり、骨折部位を押さえると痛みを感じたります。 第1肋骨疲労骨折の場合は首から肩甲骨の内側に痛みを自覚することが多く、首や肩の疾患と感じてしまうこともあります。
疲労骨折 全治何ヶ月?
完治するまでの期間 負傷箇所、程度によって様々です。 安静の後、2~3か月で完治するものから、手術・リハビリなどを経て6か月以上かかる場合もあります。
疲労骨折の兆候は?
ケガが原因で起こる外傷骨折と違って、強い痛みや皮下出血、大きな腫れを伴うことはないものの、運動しているときや圧迫したときに痛みを感じることが多いです。 痛みのある部位が腫れたり、少し膨らんだりする場合もあります。
疲労骨折の原因は?
疲労骨折とは、同一部位の骨に疲労が蓄積されることで起こる骨折です。 そのため、一回の大きな外力(転倒や強打が原因)で発生する通常の骨折とは異なり、短期的に過度なトレーニングを繰り返し行うことよって起こることが多いと考えられています。