Q:疲労骨折の治療期間について教えてください。 部位や程度によりますが、一般的に4〜12週間の治療が必要になります。 重症度によってはそれ以上の期間になることもあります。
疲労骨折 いつから?
以前には軍隊の行軍訓練で足の中足骨に起こることが有名でした(行軍骨折とよばれていた)が、最近はスポーツの過度の練習によって起こることが大多数となってきています。 あらゆる年齢に発生しますが、筋力の発育や体力的な問題から成長期、特に15~6歳で最も多くみられると報告されています。
疲労性骨折の症状は?
ケガが原因で起こる外傷骨折と違って、強い痛みや皮下出血、大きな腫れを伴うことはないものの、運動しているときや圧迫したときに痛みを感じることが多いです。 痛みのある部位が腫れたり、少し膨らんだりする場合もあります。
疲労骨折の見分け方は?
疲労骨折している部位に触れられる場合は、押すと痛みを感じる「圧痛」が生じる。 病変は徐々に進行し、骨折部では修復に伴う新しい骨ができているため、圧痛を感じる場所が盛り上がっていると、疲労骨折の可能性が高い。 腰椎の疲労骨折では、体を後ろのほうへ反らせたときに痛みを感じやすい。
疲労骨折の初期症状は?
初期は軽い痛みや腫れ感のみですが、症状が進行すると、ひびが入ったり、ひどい場合には完全な骨折につながる場合もあります。 疲労骨折はあらゆる年齢で発症しますが、骨や筋力の発育的な問題から、成長期(15,6歳前後)に多くみられると言われています。