疲労回復の決め手は、ビタミンB群 栄養素からエネルギーを生み出すエネルギー代謝「TCAサイクル」にはビタミンB 1やB 2、B 6などのビタミンB群が欠かせません。 特に重要なのは、主要なエネルギー源である炭水化物を分解してサイクルに取り込む過程で必要とされるビタミンB 1です。
疲労回復には何がいいの?
疲労回復のためにはまず十分で質の高い睡眠を取ることを心掛けましょう。 また栄養バランスの良い食事を摂り、健康な体をつくることも欠かせません。 その他にも、適度に体を動かしたり、よく笑ったりすることも疲労回復に効果的だと考えられます。
どうしてビタミンB1は疲労回復に有効なのか?
ビタミンb1は、糖質をエネルギーに変換することで疲労回復に効果を発揮します。 糖質がエネルギーに変わるまでには、体内で3回の変化があります。 糖質⇒ブドウ糖⇒ピルビン酸⇒アセチルAoCの順番で変化していきます。 その中でも、ビタミンb1が助けるのは、ピルビン酸からアセチルAoCへの変換です。
ビタミンC 疲労回復 なぜ?
ビタミンC(アスコルビン酸)は生活習慣病や老化と関係があり、疲労を引き起こす活性酸素を抑える働きがある。 1日3,000mgを摂取すると、抗酸化作用が見られる。 ビタミンB1は、運動後の疲れ、乳酸などの疲労物質が溜まったときに有効。 疲れからくる手足のしびれやむくみ、食欲不振、不安、集中力不足などの症状にも。
ビタミンB2不足の症状は?
ビタミンB2は皮膚や粘膜の機能を正常に保つことに関係していますので、不足すると口内炎、口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、角膜炎などを起こします。 また、成長期の子どもの場合は、ビタミンB2が不足すると成長障害を起こします。