女性ホルモンのエストロゲン分泌量の変動も片頭痛の誘引因子となります。 実際に、女性の片頭痛患者の約半数が「月経のタイミングで頭痛が起こる」と答えているそう。 このように、女性ホルモンの関係もあって、女性のほうが男性よりも片頭痛が起こりやすくなっているのです。
偏頭痛とは何?
血管が拡張することでズキズキとした拍動性の痛みが生じるのが片頭痛です。 主にこめかみから目のあたりが発作的に痛み、痛みの発作は4時間~数日間続きます。 片側に現れることが多いですが、両側から痛むこともあり、痛みが起きると、光や音、においに敏感になるのが特徴です。
偏頭痛 ピル なぜ?
さらに、ピルは血液を固まりやすくするため、血栓症のリスクが高まります。 そのため、前兆のある片頭痛を持っている場合にはピルを服用することができません。 また、前兆のない片頭痛を持っている方でも、ピルを服用していると脳血管障害を起こしやすくなるといわれているため、注意して服用することが必要です。
偏頭痛はなぜ起こるのか?
何らかの理由で脳の血管が急激に拡張して起きるのが「片頭痛」です。 脳の血管が拡張することで、周囲の三叉(さんさ)神経を刺激し、刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張して「片頭痛」を発症します。 心身のストレスから解放されたときに急に血管が拡張することがあり、仕事のない週末などに「片頭痛」が起こることもあります。
偏頭痛 何歳まで?
片頭痛は小児あるいは思春期で最も多い頭痛の一つで、小中学生の4.8~17.2%(成人の場合8.4%)が片頭痛だと報告されています。 片頭痛の方の多くは、思春期すなわち10才前後から始まりますが、4~5歳から始まる場合もあります。