特に、0歳の平均余命である「平均寿命」は、死亡状況を集約したものとなっており、保健福祉水準を総合的に示す指標として広く活用されている。 明治24年~明治31年(1891~1898)の8年間を対象としたものから作成し、近年は国勢調査年を対象として5年ごとに作成している。
平均寿命 何調査?
市町村の平均寿命も、同じく人口動態統計及び国勢調査のデータを基に5年ごとに厚生労働省が算出し、市区町村生命表で公表していますが、大分県では独自に市町村別平均寿命を毎年算出しています。
生命表 何調査?
厚生労働省では、日本の生命表として完全生命表と簡易生命表の2種類を作成し公表し ている。 完全生命表は、国勢調査による日本人人口(確定数)や人口動態統計(確定数)をもとに 5年ごとに作成し、簡易生命表は、推計人口による日本人人口や人口動態統計月報年計 (概数)をもとに毎年作成している。
平均寿命とはなにか?
平均寿命とは人が生存する平均年数、つまりは0歳の乳幼児が生存するだろうと考えられる平均年数のことを意味する。 平均寿命は、その年の死亡者年齢を平均したものではないことには注意。 似たような言葉に「平均余命」がある。 平均余命とは、ある年齢の人が、その後何年間生きることができるかという期待値のことを意味する。
平均寿命 何を基準に算出?
平均寿命の定義を調べてみると、0歳児の平均余命(へいきんよめい)と出てきます。 「今年生まれた子が何歳まで生きるか」を予想した値です。 厳密には平均値ではなく期待値です。 0歳児の平均余命を計算するには、年齢ごとに生きている人と亡くなった人の人数を調べて、各年齢の死亡率を調べます。