さびた釘が刺さった、グランドで転んで皮膚を擦りむいた、傷があるのに土いじりをした、動物にかまれた場合など、破傷風菌は傷口から侵入します。 破傷風菌は小さな傷からでも侵入し、中には傷が見当たらないのに感染する場合もあります。 極めて少ない量の菌でも侵入して増殖すれば容易に発病します。
破傷風 いつなる?
破傷風菌の潜伏期間は3~21日程度で、初期に現れる特徴的な症状としては、口を開けづらい(開口障害)、首筋の張りなど。 そのうち開口障害が強くなってきて、顔の筋肉がこわばり、まるで笑ったような引きつった表情になる。
破傷風の症状はどんな感じ?
最初は首筋の張りや口の周りのしびれなどから始まり、その後口が開けにくい、ものが飲み込みづらいといった症状が出てきます。 さらに症状が進行すると体を弓なりに反らせるような姿勢になり、呼吸が苦しくなり、けいれんなどが見られ、死に至ります。 破傷風菌に感染してから3日~3週間程度後に症状があらわれます。
破傷風ワクチン いつ受ける?
標準的なワクチン接種スケジュール 1期:初回接種については生後3ヵ月~12ヵ月の期間に20~56日までの間隔をおいて3回、追加接種については3回目の接種を行ってから6ヵ月以上の間隔(標準的には12ヵ月~18ヵ月の間隔)をおいて1回の接種を行います。 2期:11~12歳の期間に1回の接種を行います。
破傷風 症状 何日後?
破傷風では、感染してから多くの場合2~14日後から、長い時は1か月後から下記の症状が順番に出てきます。 短期間に症状が進行した場合は、死に至る可能性が高くなります。