『臍ヘルニア』は俗に『でべそ』と呼ばれるものです。 多くは生後1ヶ月程度から臍(へそ)のふくらみを認め、患者さんは1ヶ月健診などで指摘され、小児外科の外来を受診することとなります。 20 авг. 2018 г.
臍ヘルニアの嘔吐は?
臍ヘルニアをつまむと、飲み込んだミルクと空気などが混ざった内容を含む腸管がグジュグジュするのが感じられます。 飛び出した腸管がヘルニアの出口で強く締めつけられ血流障害を起こすことがあります。 ヘルニア嵌頓と言いますが、発生は極めて稀です。 症状は嘔吐、腹痛、整復困難な臍の膨隆で、緊急処置を必要とします。
臍ヘルニアの治療法は?
臍ヘルニアの治療 治療は手術によってヘルニア門を塞ぎます。 大きさによりヘルニア門を糸で縫い合わせて閉鎖する方法や、人工補強材(メッシュ)を使用して、ヘルニア門全体を広く覆いヘルニア門を閉鎖する方法を行います。 この方法はヘルニア門を縫い合わせる方法と比較して再発が少ないとされています。
臍ヘルニアの治療期間は?
圧迫治療期間は? ➢ 小さいもので1ヶ月、中等度以上で2~3ヶ月程度が目安です。 ➢ 初期に嘔吐が増えることがあります。 ➢ 大きな臍ヘルニアの場合 極めてまれに、臍ヘルニアの嵌頓が生じる事があります。
臍ヘルニアの音は?
生後1-2ヶ月ころからお臍がでてくることがあります。 泣いたりいきんだりすると、おなかの筋肉の隙間から腸が盛り上がって出てきているのです。 これを臍ヘルニアといいます。 押すとグジュグジュといった音がしますが、痛みはありません。