日本列島は南北に伸びていることと、季節風や海流の影響を受けて、地域によってその気候が異なる。 北海道は亜寒帯に属し、冬の寒さが厳しく、梅雨はない。 沖縄は亜熱帯に属しているため、一年中気温が高い。 夏は南東から、冬は北西からの季節風が吹き、その影響で、夏は太平洋側で雨が多く、冬は日本海側で雪が多く降りやすい。
気候が違うのはなぜ?
立方体地球での季節 気温は、太陽から降り注ぐ日射(太陽放射エネルギー)の強さによって決まります。 立方体地球は、黄道面に対して、23.4度傾いて公転しています(図7)。 このため、太陽光線の当たり方が季節によって変化します。
日本 気候 違い なぜ?
日本列島は南北に長いため、北は亜寒帯から南は亜熱帯まで、さまざまな気候区分に属しています。 また、日本列島には、高い山々が連なる山脈があるため、冬は日本海側では曇りや雪または雨の日が多い一方、太平洋側では晴れの日が多くなります。 これらのように、地方によって天候には大きな違いが見られます。
気候は何によって変化するのかな?
大気候を決める気候因子としては,緯度,水陸分布,大地形などが重要であり,小気候では植生,土地被覆形態,小地形などが影響を与える。 地球上では,緯度,水陸分布,隔海度と大気大循環との相互作用により,熱帯多雨気候,乾燥気候,温帯気候,冷帯気候,寒帯気候,大陸西岸気候,大陸東岸気候などの気候帯や気候区が形成される。
東北地方の太平洋側と日本海側で大きく気候が異なるのはなぜか?
日本海側と太平洋側の気候の違いは,季節風が関係しているほかに,山が多い日本の地形も関係しています。 冬の季節風は,シベリア(ユーラシア大陸)からの冷たく乾いた北西の風です。 この風が日本海を渡って日本に来るのですが,このとき日本海の湿気を大量に含んで雲が発生します。