実は、気温が上がると、体温も一緒に上がってしまいます。 そこで人間は、汗をだして蒸発させることで、熱を体から逃がしています。
気温が高いと体温も高くなりますか?
大人も子どももですが、気温や室温が上昇すると体温も上昇します。 体の機能として、体温が上がると汗を出し、汗が乾くときの気化熱のおかげで体温が下がるしくみです。 しかし、気温とともに湿度が高い場合、汗が蒸発しにくくなって体温調節機能も弱まり、熱が体内にたまります。
暑い日は体温も上がりますか?
暑い夏、気温が上昇すると体温も上昇します。 からだは体温を調節するために汗を出し、その気化熱によって体温を下げようとします。 しかし、外気温が高く、湿度も高い場合、汗が蒸発せず体温調節ができない状態になり、熱が体内にたまります。 このような状態になると、失神・けいれん・意識障害などの多くの症状を引き起こします。
体温が高くなるとどうなるか?
体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。 血液は私たちの体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。 その血液の中に、免疫機能を持った白血球が存在し、その白血球が体の中をめぐることで、体の中の異物をパトロールしているのです。
気温が体温を超えるとどうなる?
この「体温超え」は、大人にさえ危険が及ぶ。 実は、皮膚表面の温度より外気温が高くなると、皮膚血管拡張が起きても熱を逃がすことができなくなる。 逆に熱を体に取り込むことになり、大人も子どもも危険にさらされる。 だから、気温が36~37度以上を記録すると「体温より高い」ことが注目されるわけだ。