肺気胸が疑われる時は呼吸器外科、呼吸器内科、内科を受診してください。 まずは、呼吸器の専門医がいる病院を受診することをおすすめします。 ※月経随伴性の気胸の場合は、婦人科と連携して治療を行います。
気胸 入院 いくら?
項目入院期間手術費用(入院費含む)自然気胸4日95万円縦隔悪性腫瘍5日110万円肺がん8日200万円
肺気胸 どんな人?
気胸は女性よりも男性に起こりやすく、起こりやすい年齢層は「若者」と「高齢者」です。 若者は10代後半~20代前半で、身長が高く、やせ型に多いのが特徴で、高齢者の場合は喫煙をしている人に起こります。 若者の場合、「肺のう胞」が肺の表面にできて大きくなり、これが破裂したことで肺が縮んで気胸になるケースがよく見られます。
緊張性気胸 何科?
入院加療をすることが多い病気です。 基本的には呼吸器科、循環器科の専門医がいる病院で治療をします。 症状が軽い場合は安静にし、自然に肺に開いた穴が塞がるのを待ちます。 安静にしていても塞がらない場合は、ドレナージ法で治療を行います。
気胸 放置するとどうなる?
高度気胸で、さらに肺から空気がもれ続けると、胸腔内が陽圧になります。 これにより、肺に血液が戻る経路の肺静脈を圧迫し、心臓に血液が戻りません。 心臓に血液が来ないと、心臓が収縮しても血液を体に送ることができません。 つまり、血圧が低下しショックを起こすので生命の危険があります。