気胸とは肺から空気が漏れて肺がへこみ、胸痛や呼吸困難などの症状を引き起こす疾患です。 気胸が発症する原因は患者さんによって異なり、明らかなきっかけもなく発症したり、肺への直接的な衝撃が加わったりすることで発症する場合もあります。 また、何らかの基礎疾患に続発する形で気胸が起こることもあります。 18 авг. 2017 г.
なぜ気胸になるのか?
明らかな原因がなく発症する気胸を「自然気胸」といい、20歳前後の長身、やせ型の男性に多く見られます。 高齢者の場合は、喫煙者で栄養状態が良くないと発症することがあります。 交通事故や高所からの転落などによって、肋骨が折れ、肺に刺さることによって発症する気胸を「外傷性気胸」といいます。
気胸 イケメン病 なぜ?
自然気胸の大きな特徴は、「背が高く」「やせ形」の「若い男性」に多いこと。 つまり、スタイルのいいイケメン! そのため、イケメン病とも呼ばれているのだ。
気胸 再発 なぜ?
気胸が再発しやすい(繰り返す)原因は、安静や胸腔ドレナージで治療しても気胸の原因であるブラが残っているためです。 安静や胸腔ドレナージでは約50%が再発します。 一方、手術は原因となるブラを切除する根治的な治療です。 しかし手術後に新しいブラができることがあるため、絶対に再発しないわけではなく5~10%が再発します。
気胸 どうする?
気胸の治療はその重症度や経過により以下のような治療方法があります。①安静にして様子を見る②針で空気を抜く(脱気)③胸にチューブを入れる(胸腔ドレーンの留置)④手術気胸 - 慶應義塾大学医学部呼吸器外科