前頭洞(ぜんとうどう)は、前頭骨にある空洞で、眉弓の後方に位置する副鼻腔の一つ。 粘膜で覆われている。 副鼻腔の発生は胎児の時から始まるが、上顎洞と篩骨洞のみが出生時に存在しており、前頭洞は存在しない。
前鼻孔 どこ?
■鼻腔 鼻腔(びくう)は鼻の穴の中に相当します。 鼻腔の前の入り口を前鼻孔(びこう)、のどにつながるうしろの出口を後鼻孔といい、その中間には下鼻甲介(かびこうかい)、中鼻甲介、上鼻甲介と呼ぶ粘膜のひだが存在します。
ふくびくどう?
4つの副鼻腔は、目と目の間にある「篩骨洞(しこつどう)」、その奥にある「蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)」、目の下にある「上顎洞(じょうがくどう)」、鼻の上の額にある「前頭洞(ぜんとうどう)」です。 副鼻腔は小さな通路で鼻腔とつながっていて(自然口)、普段は空気が出入りし換気されています。
副鼻腔はどこに開口しているか?
頭蓋骨の中の空洞で、鼻腔と交通しているものを副鼻腔という。 前頭洞・上顎洞・篩骨洞・蝶形骨洞からなる。 前の3者は中鼻道に開口する(篩骨洞の後部は上鼻道に開口する)。
鼻甲介 どこ?
鼻腔の一番手前には、下鼻甲介という出っ張りがあります。 その後ろに、中鼻甲介があります。 下鼻甲介と中鼻甲介の間の隙間を、中鼻道といいます。