鼻腔の一番手前には、下鼻甲介という出っ張りがあります。 その後ろに、中鼻甲介があります。 下鼻甲介と中鼻甲介の間の隙間を、中鼻道といいます。
上鼻甲介 どこ?
鼻腔の前の入り口を前鼻孔(びこう)、のどにつながるうしろの出口を後鼻孔といい、その中間には下鼻甲介(かびこうかい)、中鼻甲介、上鼻甲介と呼ぶ粘膜のひだが存在します。
下鼻甲介切除術の後遺症は?
通常、後鼻神経切断術、鼻中隔矯正術などと組み合わせて一度に行うことがほとんどです。 ただ、下鼻甲介はとても血流が多い場所ですので、手術後しばらくの間は出血が続いたり、逆に鼻の中で腫れて鼻づまりになったりします。 術後1~2週間すると腫れも出血も落ち着いてきて、1か月もすると鼻の通りが良くなったことを実感できます。
下鼻甲介の読み方は?
鼻には3つの甲介と呼ばれる粘膜(ヒダのような形状をしています)があり、 それぞれ上鼻甲介(じょうびこうかい)、中鼻甲介(ちゅうびこうかい)、下鼻甲介(かびこうかい)と呼びます。 中でも下鼻甲介は大きく、鼻炎のある方はここが大きく腫れて、鼻の通りが悪くなってしまいます。
キーゼルバッハ部位 どこ?
キーゼルバッハ部位とは鼻に指をほんの少し入れたとき、その指先が内側(鼻中隔側)で触れることのできる中央の硬い部分で、ここには血管が多く集まっています。