このように「子供」に親の面倒をみる義務があるので、「長男だけ」に特段義務があるわけではなく、他の兄弟たちにも義務があるということです。 たとえ長男が親と同居していたとしても、法律的観点から見ると「親の面倒をみる義務は子供たち全員に平等にある」ことは留意しておきましょう。
義父母の面倒 誰が見る?
誰が両親の介護をするかについてですが、基本的に民法上では「実子が扶養の義務を負う」とされています。 つまり旦那さん、および旦那さんのきょうだいが義両親の介護の責任を負うということになりますね。
親の介護は誰がする?
親の介護は、病気やケガなどで突然はじまることがあります。 親の介護は、親の配偶者や子供、孫、親の兄弟姉妹、祖父母などの親族に義務があり、介護を怠ると刑罰になることもあります。 介護については、介護を受ける親の意向を踏まえ、介護をする親族間で、介護の負担や介護費用の分担について、具体的な話し合いをしましょう。
義理親の介護 誰がする?
親の介護の必要性が発生したとしても、その義務を負うのはあくまで血のつながった息子や娘たちです。 子どもの配偶者であり、あくまで「姻族(婚姻によってできた親戚)」である嫁には、義理の両親を介護する義務はありません。
介護義務 誰?
親の介護に即していえば、扶養義務を負うのは、子どもや孫、親の兄弟姉妹ということになります。 また、民法第752条により、夫婦間にも扶養義務(同居、協力および扶助の義務)があります。