なぜ長期間寝たきりだと肺炎になりやすいのですか? 寝たきりだと肺炎になりやすいのはズバリ「肺を使わないから」なんです。 動かないことで、肺が弱ってしまうんですね。 からだが持つ本来の機能を長期にわたって使わずにいると、退行性変化が生じ、しだいにその機能が低下していきます。 13 июл. 2016 г.
長期臥床 誤嚥性肺炎 なぜ?
しかし、脳血管障害により飲み込みの動きが弱くなると、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性が高くなり口から食べられなくなることがあります。 また、脳血管障害になったことがない方でも、加齢や長期臥床による廃用に伴って全身の筋力が低下することで、飲み込みの動きも弱くなり誤嚥性肺炎になることも少なくはありません。
寝たきり 肺炎 なぜ?
特に寝たきりの場合、咳をして異物を排出する機能が弱くなり、嚥下機能が低下します。 その結果、口の中の細菌が気管を通って肺に侵入し、肺炎を発症するリスクが高まります。 さらに栄養状態が良くないことや、加齢による免疫機能の低下なども発症に影響を与えます。
寝たきり 無気肺 なぜ?
長期臥床をしている患者は、無気肺を起こしやすくなります。 同一体位を長時間続けてると、体を動かすことができないので、気道分泌物が動かずに貯留し、気管支を閉塞させてしまうのです。 特に、長期臥床の場合は、背側に無気肺が起こりやすくなります。
ずっと寝たきり どうなる?
寝たきり状態が長引くと心臓の機能も衰えて、心拍出量の低下とともに立ちくらみ(起立性低血圧)などもみられやすくなります。 また、特に下肢を動かさない状態が長引くことで、血栓ができてしまうことがあります(深部静脈血栓症)。 さらに、呼吸に関連する筋肉の衰えによって肺活量が低下し、換気量も減少していきます。