犬の椎間板ヘルニアってどんな病気? 老化、外傷、激しい運動、遺伝などが原因で椎間板が変性して突出し、脊椎の上にある太い神経(脊髄)を圧迫することで起こる病気です。 頚部、胸部、腰部どこにでも発症の可能性があり、痛みや麻痺といった神経症状が生じます。 椎間板は脊椎にかかる圧力を分散する役割があり、非常に重要なものです。
犬 ヘルニア どれくらいで治る?
期間は4〜6週間といわれています。 この期間は破綻してしまった椎間板の繊維輪が修復されるまでの期間とされています。 激しい痛みを伴う場合には鎮痛剤を使用することがありますが、疼痛の緩和は犬の積極的な運動を助長してしまうので注意が必要です。
犬 ヘルニア 手術しないとどうなる?
この場合には手術が適応です。 特にグレード5の場合、深部痛覚が消失してから48時間以内に手術しなければ、術後の回復が難しくなる、と言われています。 また、グレード5の症例中10%の確率で「進行性脊髄軟化症」を発症することが知られています。
犬 ヘルニア どうなる?
椎間板が何らかの原因で逸脱し、脊髄を圧迫している状態が「椎間板ヘルニア」です。 椎間板ヘルニアが起こった場所により症状は異なりますが、肢に麻痺が起こり、場合によっては歩行困難になったり、排泄のコントロールができなくなったりします。
犬 ヘルニア どこ?
その症状は圧迫される神経の場所や状態によって様々な症状を呈します。 犬の椎間板ヘルニアが最も起こりやすい場所は胸椎と背中と首ですが、ペットは言葉を話すことができないため、発見は容易ではありません。