犬の椎間板ヘルニアってどんな病気? 老化、外傷、激しい運動、遺伝などが原因で椎間板が変性して突出し、脊椎の上にある太い神経(脊髄)を圧迫することで起こる病気です。 頚部、胸部、腰部どこにでも発症の可能性があり、痛みや麻痺といった神経症状が生じます。 椎間板は脊椎にかかる圧力を分散する役割があり、非常に重要なものです。
椎間板ヘルニア 犬 どれくらいで治る?
期間は4〜6週間といわれています。 この期間は破綻してしまった椎間板の繊維輪が修復されるまでの期間とされています。 激しい痛みを伴う場合には鎮痛剤を使用することがありますが、疼痛の緩和は犬の積極的な運動を助長してしまうので注意が必要です。
犬 椎間板ヘルニア 何歳から?
椎間板ヘルニアの分類 このハンセン1型の椎間板ヘルニアの多くは3〜6才の若い年齢で、急性に発生します。 ハンセン2型は加齢に伴って椎間板が変性し、厚くなった線維輪が脊髄を圧迫します。 このハンセン2型の椎間板ヘルニアは成犬から老犬に多く、慢性的に経過する事が多いとされています。
犬 ヘルニア ステロイド いつまで?
まず、椎間板ヘルニアの治療としてはステロイドの投与あるいは外科的に手術を行うのだが、どちらにせよ早期の治療が望まれる。 具体的にはステロイド投与は8時間以内、手術は48時間以内(72時間との説も有り)が目安となる。 手術に踏み切る重症度は獣医師の考え方にもよるが、当病院ではⅣ度以上で手術実施の是非を考える。
犬 ヘルニア どうする?
椎間板ヘルニアの主な治療法は、外科手術、内科治療(炎症を抑える薬の投与)、安静などです。 症状のグレードや全身状態によって治療方法が選択され、症状の改善を待ちます。 グレード2までは、内科療法に比べて外科療法は数%程度改善率が高い程度です。