甲状腺は喉のあたり(気管の横)にある小さな臓器です。 この甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは全身の代謝をよくしています。 甲状腺機能低下症になると、細胞の代謝活性全般が低下し、太りやすい、元気がない、体温が下がる、脈が遅くなるなどの症状がみられます。
犬の甲状腺の病気の症状は?
症状について毛が薄くなる脱毛元気がなくなる寒がりになる体重が増える(肥満傾向)皮膚が乾燥してフケが出る皮膚が黒ずむ皮膚が厚くなる
犬 甲状腺機能低下症 薬 いつまで?
基本的には、生涯投与し続けなければなりません。 必要なお薬の量は犬によって異なり、同じ犬でも時間の経過とともに変化します。 このため、お薬を投与した後の血液検査(血液中の甲状腺ホルモン濃度)を定期的に行い、お薬の投与量を適正に保ちます。
犬 甲状腺機能低下症 治療しないとどうなる?
治療を行わなければ、徐々に症状が悪化して体のあちこちに負担がかかり、確実に寿命が縮まります。 他の病気が原因で起こるものを除いては、生涯にわたって治療を続けなくてはいけません。 甲状腺ホルモン製剤は比較的費用も安価で、一般的な症状や行動は2〜3週間で改善されます。
犬 甲状腺機能低下症 何歳から?
犬の甲状腺機能低下症の症状 甲状腺機能低下症は7歳以降に発症がよくみられるといわれており、かかりやすい犬種は特にありません。