基本的には、生涯投与し続けなければなりません。 必要なお薬の量は犬によって異なり、同じ犬でも時間の経過とともに変化します。 このため、お薬を投与した後の血液検査(血液中の甲状腺ホルモン濃度)を定期的に行い、お薬の投与量を適正に保ちます。
甲状腺機能低下症 薬 いつまで?
甲状腺機能低下症が一過性の場合がありますが、その多くは3〜6か月以内に正常に回復します。 そのため、甲状腺機能低下が6か月以上継続して内服を開始するような場合にはチラーヂンSの内服が生涯必要と考えられます。
犬 甲状腺機能低下症 治療しないとどうなる?
治療を行わなければ、徐々に症状が悪化して体のあちこちに負担がかかり、確実に寿命が縮まります。 他の病気が原因で起こるものを除いては、生涯にわたって治療を続けなくてはいけません。 甲状腺ホルモン製剤は比較的費用も安価で、一般的な症状や行動は2〜3週間で改善されます。
犬 甲状腺機能低下症 何歳から?
犬の甲状腺機能低下症の症状 甲状腺機能低下症は7歳以降に発症がよくみられるといわれており、かかりやすい犬種は特にありません。
犬 甲状腺機能低下症 どうなる?
甲状腺は喉のあたり(気管の横)にある小さな臓器です。 この甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは全身の代謝をよくしています。 甲状腺機能低下症になると、細胞の代謝活性全般が低下し、太りやすい、元気がない、体温が下がる、脈が遅くなるなどの症状がみられます。