こたえ:においを確実にかいだり、体温を調節したりするためです。 イヌの鼻をさわると、ぬれて「ひやっ」と冷たく感じることがあります。 わたしたちヒトの鼻はかわいていますから、ふしぎに感じますね。 「鼻水かな」と心配になる人もいるかもしれません。
猫 鼻 なぜ濡れてる?
そこで、猫は鼻腔内部から分泌液を出し、においをキャッチしやすくしています。 においの粒子は乾いているところよりも湿っているところにくっつきやすいため、鼻が濡れた状態であると、においを敏感に察知しやすくなるのです。 ただし、猫の鼻はいつでも湿っているわけではなりません。
犬の鼻がいつもより濡れてる?
犬の鼻は涙腺や鼻の中にある腺からの分泌液によっていつも湿っていますが、これにはふたつの理由があります。 まず、鼻が湿っていることで空気中の匂いの分子を吸着しやすくし、嗅覚に役立てています。 また、犬は体温調節が苦手なので、体温が上がると分泌液が増え、鼻から熱を逃がして体温を下げる働きもあるのです。
猫の鼻がいつもより濡れてる?
まず、鼻の湿りがいつもより多いとき。 ネコ風邪(ウイルス感染症)の可能性があります。 ネコ風邪は重くなると肺炎になる恐れがあるので、不安なときはすぐに病院に連れて行きましょう。 また、年齢によっても疑うべき病気が違うのです。
犬 鼻が乾くとどうなる?
脱水が起こると全身を巡る血液の量が減り、酸素が全身に行き渡らなくなり、酸欠状態に陥ります。 さらに重度になるとショック症状を起こし、死に至ることもあります。 すぐに動物病院を受診しましょう。 皮膚疾患やアレルギーによって鼻が乾燥している場合は、緊急性はないものの治療が必要です。