局所麻酔と全身麻酔ってどう違うの? 麻酔は大きく局所麻酔と全身麻酔に分かれます。 局所麻酔は手術をする部分を含む体の限られた部分の麻酔で、全身麻酔は脳を含めたからだ全体が麻酔状態になり、どの部分の手術にも対応可能な麻酔です。
全身麻酔のかけ方は?
全身麻酔は,酸素のマスクを顔にあてます。 点滴から麻酔薬を注射器で入れます。 入れ始めて数十秒で意識がなくなります。 そのあと,マスクで人工呼吸をし,さらに,人工呼吸を続けるためのビニール製の管を口から気管まで入れます。
局所麻酔 どこに打つ?
脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔では、背中の中央部分から局所麻酔薬を注入し、手術部位の痛みを感じなくします。 神経ブロックは、手術部位を支配する神経周囲に局所麻酔薬を注入して、痛みを軽減させます。 狭い意味で「局所麻酔」と言う場合には、手術創部周辺や太い針で穿刺をする部位などに局所麻酔薬を浸潤させるような麻酔法を指します。
局所麻酔の安全性は?
局所麻酔を受ける利点は、大きく3つあります。 また意識があり、全身への影響が少ない薬を使っているので、呼吸や循環が安定します。 使用される局所麻酔薬はアレルギーが少なく、安全性が高いこと、日帰り手術が可能なこと等の利点があります。 しかし、じっとしていなくてはいけないので、幼児には不向き等の欠点もあります。
局所麻酔のデメリットは?
Q12. 局所麻酔の副作用にはどんなものがありますか?① 足の力が入らなくなる: ... ② 低血圧: ... ③ 尿をしたい感じが弱い、尿が出しにくい: ... ④ 嘔気・嘔吐: ... ⑤ お尻や太ももの電気が走るような感覚: ... ⑥ 硬膜穿刺後頭痛 ... ⑦ 硬膜外腔や脊髄くも膜下腔に血のかたまり、膿のたまりができること: