玉ねぎに含まれる、有機チオ硫酸化合物という成分を消化する酵素を犬は持っていないため、中毒物質となります。 また、玉ねぎや長ネギ、青ネギをはじめとするネギ類(ニンニク、ニラ、わけぎ、らっきょう、あさつき等)に含まれる「アリルプロピルジスルフィド」というネギ類独特の匂いの元となる有機硫黄化合物があります。 30 мар. 2019 г.
犬に玉ねぎを与えるとどうなる?
犬の玉ねぎ中毒の症状 貧血と一口に言っても、めまいや粘膜蒼白、意識をなくすといったさまざまな症状がみられます。 また、赤血球の色素は腎臓にも影響を及ぼすので、血尿や濃い色の尿になることも。 これ以外にも食欲不振、嘔吐、下痢、呼吸困難といったさまざまな症状が報告されています。
犬が玉ねぎを食べたらどうなりますか?
玉ねぎには「有機チオ硫酸化合物」という成分が含まれています。 この有機チオ硫酸化合物は、人に対しては抗ガン作用や血栓予防効果など、さまざまな良い効果をもたらすのですが、犬においては赤血球や赤血球中のヘモグロビンを酸化するため、赤血球が破壊(溶血)されてしまいます。
犬の玉ねぎ中毒の症状は?
主に貧血による症状が現れます。 赤〜暗赤色の尿(ヘモグロビン尿)、口の粘膜や舌が異常に白っぽい(可視粘膜蒼白)、脈や呼吸が速い(頻脈、呼吸促迫)、嘔吐、下痢、元気消失などが起こります。 重症化した場合は、けいれん発作や呼吸困難を起こして死亡します。
犬猫 玉ねぎ なぜ?
猫や犬が玉ねぎを食べると、血液中の赤血球が「有機チオ硫酸化合物」という有害物質によって壊され、溶血性貧血や血色尿を引き起こします。 さらに、赤血球の色素が腎臓を破壊し、急性腎障害を起こす危険性もあります。 猫は玉ねぎ中毒に対して、犬より敏感であるといわれます。