犬の体臭の主な原因は、皮脂です。 犬は人間のような水っぽい汗をかかないので、いわゆる「汗臭い」という体臭はありません。 犬の体臭は、皮脂が空気に触れて酸化することで生じます。 皮脂をエサとする菌が繁殖しやすくなる高温多湿の時期は、とくに愛犬の体臭は強くなるでしょう。
犬が臭い どうすればいい?
ブラッシング毎日シャンプーをしてはいけませんが、ブラッシングなら毎日できます。 散歩から帰ったら、サササッと豚毛ブラシやラバーブラシなどでブラッシングをして、無駄毛やホコリ、汚れを取り除きましょう。 このときにグルーミングスプレー やブラッシングスプレーを用いると、ニオイ対策としてはさらに有効です。
なぜ犬は獣臭い?
犬にも人間と同様に、エクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺があります。 エクリン腺はサラサラとした水状の汗が出る汗腺で、足の裏などごく一部のみにあります。 アポクリン腺は脂肪分を多く含んだ汗を出し、この汗が皮脂とくっつき酸化することで強い臭いを発します。
犬の汗の匂いは?
その代わり犬には、人では脇の下や乳輪など特定の部分にしかない「アポクリン腺」が全身にあります。 つまり、犬は人の「脇汗」のようなじっとりとした汗を全身でかいているということ。 アポクリン腺は脂腺と直結しているため、ここから出る汗と皮脂が酸化し、雑菌が繁殖することで体臭が発生します。
犬 なぜ いい匂い?
肉球にはエクリン腺が多いから 実はエクリン腺から出る汗は、基本的に無味無臭であると言われているのです。 このサラサラとした汗をかく肉球で地面を歩いたり、犬自身が肉球を舐めることで、香ばしいニオイが発するのではないかと考えれれています。 犬から良いニオイがする理由3選!