お得な方法は、所得の高い方が確定申告することです。 夫のほうが高収入で所得税率20%、妻は10%の場合、医療費控除によって安くなる所得税額は次の通りです。 安くなる所得税額は「所得控除額✕税率」で決まるので、税率の高い高所得者ほど節税効果は高くなります。
確定申告 医療費控除 夫婦どちらで?
家族分を合算した医療費は、共働き夫婦の夫と妻、どちらでも申告が可能です。 一般的には収入が高い方が申告した方が、お得だと言われています。 年収が高くなれば所得税率も高くなるため、手続きを行うことで戻ってくる所得税額も大きくなると思われるからです。
扶養控除申告書 夫婦どちらか?
1.子供は夫婦どちらの扶養にする? 所得税法上では16歳以上の扶養親族として申告が出来、納税者の所得税を減額させる効果のある扶養控除を適用することが出来ます。 扶養控除の適用は複数の納税者に跨ってすることは出来ません。 夫婦のどちらかにしか収入が無い場合は、配偶者と子供を収入がある人の扶養親族にすることが出来ます。
配偶者控除 どちらか一方?
男性がパートナーの女性を「配偶者」として控除申告することもできますし、反対に女性が申告することもできます。 ただし、どちらか一方しか「配偶者控除」を申告することはできません。
社会保険料控除 夫婦 どちらに?
通常、夫婦の場合、社会保険料は収入の多い方から控除を受けた方が有利となります。 ただし、自動引落などで支払った場合は、その口座の持ち主からしか控除できません。