ラクターゼらくたーぜ lactase ラクトース(乳糖)をグルコースとガラクトースに加水分解する酵素で、乳糖分解酵素ともいい、β(ベータ)-ガラクトシダーゼの一種である。
ラクターゼは何を分解する?
乳糖(ラクトース)を分解するための 酵素 こうそ をラクターゼといいます。 牛乳に含まれている乳糖は2糖類の糖質で、2つの単糖類(ガラクトースとグルコース)から構成されており、 乳汁 にゅうじゅう 以外には自然界に存在していません。
ラクターゼ どこから?
ヒトでは、ラクターゼは小腸の腸絨毛(小腸上皮細胞)に多く存在する。 ラクターゼは乳に含まれるラクトースを加水分解するのに重要な酵素であり、この酵素の欠乏は乳糖不耐症(Lactose intolerance)として消化器症状を引き起こすことがあり、錠剤型などラクターゼ製剤が市販されている。
ラクターゼ何糖類?
*ラクターゼ(乳糖分解酵素) 乳糖(ラクトース)を加水分解してガラクトース とグルコース(ブドウ糖)と呼ばれる「単糖」に 分離する消化酵素。 ラクトースのように2つの 単糖でできた糖を二糖類と呼び、その中には スクロース(ショ糖=砂糖の主成分)、マルト ース=麦芽糖(デンプンが分解されるときに できる)などがある。
乳糖は何糖類?
乳糖にゅうとう 哺乳類の乳の中に約5%含まれている二糖類で,D-グルコース (ブドウ糖) とD-ガラクトースが結合したもの。 ラクトースともいう。 α体とβ体の2種がある。