熱中症を引き起こす条件には、気温が高い、湿度が高い、日差しが強いなどの環境条件のほか、乳幼児や高齢者、暑さに慣れていないなどの体の条件、長時間の屋外作業などの行動の条件があります。 これらの環境条件の下で、体から熱が放出されにくくなることで熱中症が発生しやすくなります。
熱中症 どこでなりやすい?
40歳くらいまでは屋外や運動中・作業中の熱中症発症が多い一方、年齢が上がるにつれて屋内での発生率が増加しています。屋外 工事現場や畑など。 ... 屋内 風呂場や、気密性の高いビルやマンションの最上階は危険が高くなります。 ... 車内 乳幼児や子どもがなりやすいです。 ... 学校 運動場や体育館。どこでなりやすいの?|熱中症予防・対策にひと涼み
環境省 熱中症とは何か?
・体温を平熱に保つために汗をかき、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)の減少や血液の流れが滞 るなどして、体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称 です。 高温環境下に長期間いたとき、あるいはいた後の体調不良はすべて熱中症の可能性があり ます。
熱中症は,どんな時になるの?
真夏の気温が高いとき 産業医学ジャーナル 39(4):24-30, 2016. 7月~8月の日中、最高気温が高くなった日に熱中症の患者数が増加しています。 また熱帯夜が続くと、夜間も体温が高く維持されてしまうため、熱中症が起こりやすくなることがわかっています。
熱中症になるのはなぜ?
熱中症は体温調節機能がうまく働かなくなり、体の中に熱がたまって体温が上昇することで生じます。 高温多湿な環境下ではもちろん、室内でも熱中症の危険性が高くなることがあります。 体の中に熱をためないように、気温や湿度を確認し、衣服を工夫して暑さを調整しましょう。