WBGT28℃以上では、熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。 運動する場合には、頻繁に休息をとり水分・塩分の補給を行う。 体力の低い人、暑さになれていない人は運動中止。 WBGT25℃以上では、熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり適宜、水分・塩分を補給する。
熱中症のリスク温度は?
日本生気象学会では「日常生活に関する指針」、公益財団法人日本スポーツ協会では「熱中症予防運動指針」を下記の通り示しています。 どちらの場合も、暑さ指数(WBGT)が28℃以上(厳重警戒)になると、熱中症リスクが高まります。
熱中症になるのは何度から?
総務省の統計によれば、暑さ指数(WBGT)が26℃程度になると熱中症を発症する方が少しずつ増え始め、28℃を越えると患者数が急激に増加することがわかっています。 天気予報などで暑さ指数(WBGT)が高値であるときは不要な外出は控える、運動を中止するなどの対策を立てることが大切です。
熱中症 屋内 何度?
・室内の気温を人がいる場所で測り、28度を超えないようにする。 ・設定温度が低すぎると外気との温度差で体に負担がかかるので 温度差が大きくならないように注意する。 ・冷気が直接人に当たらないようにする。 ・部屋の下層にたまりやすい冷気を扇風機などで循環させる。
熱中症対策の温度は?
温度28℃&湿度(しつど)50~60%を目安に。 日頃から、温湿度計を使って湿度(しつど)も把握するように心掛けてみましょう。 設定温度28℃でも暑さを感じるときは要注意です。 湿度(しつど)が70%の時は熱中症の警戒レベル、71%からは厳重警戒レベルになります。