熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
熱中症でなぜ嘔吐?
立ちくらみのようなめまい、吐き気からくる嘔吐もあります。 これは体温の上昇に伴い頭に熱をもつことで発生すると考えられます。 また、体温が上がったことによる血管の拡張、脱水症状により起きる血圧低下により熱失神という軽度の意識障害もあります。
熱中症は何日ぐらいで治りますか?
たとえ症状が軽かったとしても、最低1週間程度の休養が必要です。 症状が重くなるにつれ、日数は増えていきます。 回復期間中は、暑い環境での運動や、激しい運動は厳禁です。 十分に回復するまで休養の日数をおいたうえで、涼しいところでの軽めの運動から再開し、徐々に運動負荷を上げていくということになります。
熱中症 吐き気 どうする?
水分補給を行いましょう スポーツドリンクや0.1~0.2%の濃度の食塩水(1ℓの水に対して1~2gの食塩を加えたもの)などを自分で飲んでもらい、体内から失われた水分・塩分を補います。 自分でうまく飲めない場合や、嘔吐や吐き気などがあって水分補給に適さない場合は、医療機関を受診しましょう。
熱中症かなと思ったらどうすればいい?
① 涼しい環境への避難 風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などに避難させましょう。 ・衣服を脱がせて、体から熱の放散を助けます。 きついベルトやネクタイ、下着は ゆるめて風通しを良くします。 ・露出させた皮膚に水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やし ます。