人間は寒さに直面すると、身を縮ませますが、なぜ そうするかというと、体の表面積をなるべく小さくし たいからです。 表面積が小さいほど、放熱が防げます。
寒いと感じるのはなぜ?
気温が低いときや周囲に温度の低いものがあり、体温との温度差が大きいときは、体内でつくられる熱の量よりも奪われていく熱の量が大きくなるため、体の熱が下がり、寒く感じます。 私たちの体は体温によって皮膚の周りの空気を暖めています。
寒いと人はどうなる?
免疫力が低下する 体温が下がることによって、免疫力も低下してしまいます。 冷えによって疲労を感じやすくなったり、風邪を引きやすくなったりするのもこのためです。 免疫力が低下したままだと、生活習慣病やアレルギーといった病気につながる可能性もあります。
寒さに強い人 なぜ?
平熱が高い人は体内で熱を作る力が強いので寒さに強くなり、平熱が低い人は体内で熱を作りにくい体質であり、寒さに弱くなり必要以上に暖房を使うことになってしまうことがあります。 また、体温は免疫力にも関係していて、平熱が低めの人は免疫力が低くなりがちで、風邪やインフルエンザなどの感染症に感染症にかかりやすいことも。
なぜ暑さや寒さを感じるのか?
例えば、室内の温度が低いときなどに、身体の熱が必要以上に奪われると、「寒い」と感じます。 反対に、室温が高いと身体から熱がなかなか逃げず、「暑い」と感じます。 さらに、室温が体温より高くなるなどして身体の熱を充分に放出できなくなると、熱中症になることもあります。 健康のためにも、熱量をバランスさせることが大切です。