脳は「脳(神経)細胞」から構成されている。 その数は、大脳で数百億個、小脳で千億個、脳全体では千数百億個にもなる。 その脳細胞たちは、電気信号を発してお互いに情報をやりとりしているのだ。 一つの脳細胞からは、長い「軸索」と、木の枝のように分岐した短い「樹状突起」が伸びている。
人間の脳は何でできている?
脳は、神経細胞(ニューロン:NEURON)が凝縮された巨大なネットワークで構成されています。 神経細胞(ニューロン)への情報伝達は、約100mVの電位(神経パルス ※神経細胞の発火)によって行われています。 脳は以下の様な特徴を持っています。 脳は機能的な働きの違いからおおまかに大脳・小脳・脳幹に分けることが出来ます。
脳みその成分は?
脳は、水分を除くとおよそ65%が脂質、残りがたんぱく質などで構成されています。 脳には神経細胞が集まっていて、その数は1000億を超えるそうです。 そして、この神経細胞を包む膜(細胞膜)を作る材料も脂質です。
人間の脳みその容量は?
一説によると、ヒトの脳の記憶容量は17.5TB(テラバイト、1TB=1000ギガバイト)と言われています(脳を構成する神経細胞同士をつなぐシナプスの数と処理能力から計算)。
脳みそって何?
世の中には、みそとはまったく異なるのに「みそ」と呼ばれているものがあります。 その代表が「脳みそ」です。 医学用語に「脳みそ」という言葉はありません。 「脳みそ」とは、硬い頭蓋骨に守られた中にある、柔らかな組織をひとまとめにした俗称で、正確には「大脳、間脳、脳幹、小脳」の4領域に大きく分けられます。