受精卵が子宮内膜に着床したとき子宮内膜の血管が傷つけられ、子宮を包む絨毛膜と子宮内膜の間で出血することがあります。 その際にできた血の塊が絨毛膜下血腫で、超音波検査で確認できます。 妊娠初期に見られる出血のほとんどを占めると考えられています。
妊娠初期の少量の血の塊は?
受精卵が子宮内膜に着床した時、子宮内膜の血管が傷つけられ、子宮を包む絨毛膜と子宮内膜の間で出血することがあります。 その際にできた血の塊が絨毛膜下血腫です。 少量の出血なら子宮に吸収されますが、量が多いと腟の外にまで漏れ出てくることがあります。 大量の出血でも4~7日ほどで止まります。
妊娠初期の出血量はどのくらい?
ティッシュにつく程度の出血は多くのママが体験 妊娠中でも同じです。 実際に妊娠したママの約2割は妊娠初期に出血がおきるとも言われています 。 トイレにいった際にティッシュに血がつく程度の出血や、おりものにやや茶色っぽい血が混じっている程度の出血であれば、自分では気付いていないというケースもあるでしょう。
妊娠初期 出血 どんな感じ?
出血の量は少量から大量の場合までさまざまで、色は鮮血色や赤褐色です。 妊娠は継続しているので、医師からの指示に従い、安静に過ごすことが大切です。 妊娠初期は流産をしやすく、妊娠12週未満に流産を起こしてしまうことを初期流産といいます。 原因の多くは赤ちゃん自身の染色体の異常です。
初期妊娠の出血は?
妊娠初期の出血は、胎盤ができあがる途中の子宮内膜の血管の破綻によって起こると考えられており、出血が直接流産に結びつくことは稀です。 事実、この時期に出血した妊婦さんと出血しなかった妊婦さんを比較しても、流産する確率は変わらないといわれています。