着床出血の場合は、生理の経血よりも少量であることが多いようです。 期間も1~2日程度と短く、長くても4日ほどです。 また生理では血の塊が出ることがありますが、着床出血では血の塊が出ないことも目安の一つとなります。
着床出血の量は?
着床出血の量は月経の時の経血量より少ないことが多いです。 色は薄いピンクや茶色ですが、人によっては月経と区別がつかないような真っ赤な血液が出ることがあります。 おりものに血液が混じる軽度のこともよくあります。 期間については通常1〜2日程度、長引く方でも3〜4日前後と、月経より早く収まるのが特徴です。
着床出血の妊娠確率は?
着床出血は、全妊娠の8~25%程度に起こるとされています。 経産婦の方に多い傾向があります。
着床出血の基礎体温は?
通常、生理の場合は、出血があると基礎体温が下がります。 着床出血の場合は、出血があっても基礎体温は高いままをキープしています。 少量の出血があり、体温が36.7度以上をキープ、または普段の平熱よりも高い場合をキープしている場合は、「着床出血の可能性がある」といえるでしょう。
着床出血の受診は?
基本的には、「着床出血の場合、出血量は少ない」と考えましょう。 ・生理以外の出血だと感じた・出血量が多い・出血が続いている・強い腹痛を伴う急な出血が出たといった場合は、病院受診をお勧めします。