通常、排卵は月経開始日から 14 日目(2 週目)前後にあります。 つまり受精し、実際に妊 娠が成立するのは、最終月経の開始日から 2 週目となります。 また、受精から 2 週間(妊娠 4 週目の中頃)くらいまでは薬の影響はないとされています。 妊娠 2 ヵ月前後は最も薬の影響を受けやすい時期です。
妊娠前 いつまで薬?
受精後 2 週間以内 ( 妊娠 4 週未満 ) に、受精卵が薬の影響を受けた場合には、着床しなかったり、流産をして妊娠が成立しません。 月経周期が 28 日型の人で月経初日から 33 日目ぐらいは一般的な薬(風邪薬・胃薬・頭痛薬・鎮痛剤など)を心配する必要はありません。
妊娠 いつから薬飲んじゃダメ?
薬の服用において最も注意が必要なのが、妊娠4週~7週の時期です。 この頃は赤ちゃんの中枢神経や心臓などの重要な器官が作られるため、薬の影響も受けやすいとされます。 前述した催奇形性の高い薬は、妊娠中の服用は避けましょう。
妊娠初期 薬飲んだらどうなる?
妊娠とは気づかずにまたは妊娠初期に市販の総合感冒薬などを服用しても、そのために奇形の発生率や危険度が上がるとは考えにくく、このために流産する可能性は低いです。 ただし、一般薬品の中にも長期連用や妊娠末期の服用で問題となる成分もありますので、妊娠中または妊娠の可能性のある方は自己判断しないでお問い合わせ下さい。
妊娠中 カロナール 何週まで?
第一選択は「カロナール錠」(アセトアミノフェン) ただし、鎮痛効果はやや低い印象があり、1回1錠、1日3回で始め、効果が弱い場合は1回2錠まで増量しています。 尚、「カロナール錠」といえども、必要最小限の服用にとどめることが大切で、特に妊娠28週以降はより注意して使用しています。