アルツハイマー型認知症の場合、食べ物を認識する動作に支障が出やすいです。 アルツハイマー型認知症は認知機能の低下によって引き起こされるため、身体機能は維持されます。 そのため、食事を認識できなくてもむせずに飲み込む事は出来ます。 食べ物を認識できず、口の中に溜め込んでしまうといった症状が多いです。
レビー小体型認知症 嚥下障害 なぜ?
末期脳の萎縮が重度になり、嚥下機能自体が障害される。 口の中の食べ物をうまくまとめられなくなり、口の中に溜めるようになったり、食べる量自体も少なくなってきます。 ここまでくると、傾眠や意識レベル低下の影響も出てくるようになり誤嚥、窒息のリスクも高くなります。
高齢者 嚥下障害 なぜ?
高齢になると、う蝕や歯周病の進行により歯を失ったり、舌の運動機能、咀嚼(そしゃく)能力、唾液の分泌、味覚なども低下したりします。 加えて口腔の感覚も鈍化するため、咽頭へ食べものを送り込む能力が低下するなど、口腔の問題が摂食嚥下機能を障害するようになります。
嚥下障害 何故?
脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)による麻痺や、神経・筋疾患、また加齢による筋力の低下などが主な原因です。
嚥下障害 脳梗塞 なぜ?
嚥下は、口腔、咽頭、食道を食物が通過する、過 程で舌や軟口蓋などの様々な筋肉が連動して動くこ とによって行われています。 ①脳梗塞の後遺症である嚥下障害がおこる原因 は、これらの筋肉をコントロールする神経が傷害を 受け、食物を喉から食道へスムーズに送ることがで きなくなり、嚥下障害が生じます。