1時間空ければ1日に何度服用しても構わない。 しかしレスキュー・ドーズの服用回数が増えてきた場合(1日4回以上が目安)は、定時投与している鎮痛薬 の増量(タイトレーション)を検討する必要がある。
レスキュー薬 何回まで?
「レスキュー薬」(定期鎮痛薬では十分に痛みがコントロールできない際に臨時で服薬するオピオイド速放性製剤)を処方する際、薬が効き過ぎて副作用が生じるのではないかと考えて、「レスキュー薬は1日に4回まで」「定時薬の1日投与量の6分の1量まで」などと、使用制限を設けていないだろうか。
レスキュー薬 1日何回?
○ 他のオピオイド鎮痛薬と同様に便秘、眠気、悪心等の副作 用が発現する。 ・ 開始量は、1日 100mg を4回に分けて内服する。 ・ 維持量は、1日 100 mg〜 400 mg。 ・ レスキュー薬は1日量の1/ 8〜1/ 4を経口投与する。
ロピオン 何回まで?
反復投与による用量依存の副作用も懸念されるため、1日の投与量は1日3回(3Aまで)としているところがほとんどではないかと思います。 ロピオンは投与後10分程度で最高血中濃度に達し、半減期は5~6時間ですので投与間隔は6~8時間以上あけて投与します。
オプソ 何回まで?
オプソや塩酸モルヒネ錠、オキノーム散の場合、 「1時間以上空けて、1日何回でも使用可」と指示 される。