むずむず脚症候群では主に夕方から夜に「むずむずする」、「虫が脚の中を這うような感じ」、「火照る」といった様々な脚の異常な感覚とともに脚を動かしたいという強い欲求が出現します。 これらの症状は実際に脚を動かすことで変な感覚は治まるので、むずむず脚症候群の患者さんは脚を常に動かしてしまいます。
レストレスレッグス症候群 何?
レストレスレッグス症候群(従来はむずむず脚症候群と呼ばれていました)は、夕方から深夜にかけて、下肢を中心として、「ムズムズする」「痛がゆい」「じっとしていると非常に不快」といった異常な感覚が出現してくる病気です。
レストレスレッグス症候群の原因は?
レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)は、原因がはっきりわからないもの(一次性)と、他の病気や薬などが原因となって起こるもの(二次性)に分けられます。 二次性の原因としては、慢性腎不全(特に透析中)、鉄欠乏性貧血、妊娠、糖尿病、パーキンソン病、関節リウマチなどが挙げられます。
レストレスレッグス症候群の治し方は?
レストレスレッグス症候群の治療1鉄分の補給2原因となる基礎疾患の治療3カフェイン・アルコール・喫煙を控える4規則的な就寝・起床を心がける5就寝前の激しい運動を避ける6就寝前に短時間歩いたり、脚のマッサージをする7お風呂やシャワーなどの温度刺激により、症状が軽減することがある
レストレスレッグス症候群の検査は?
(1) 血液検査: 血清フェリチンを測定し、鉄欠乏状態でないかどうかを調べます。 合わせて、慢性腎不全や糖尿病、関節リウマチ等の合併もチェックします。 (2) ポリソムノグラフィー検査: 不眠や日中眠気が強い時に検査します。 むずむず脚症候群では睡眠中に手足を繰り返し動かします。