レストレスレッグス症候群(従来はむずむず脚症候群と呼ばれていました)は、夕方から深夜にかけて、下肢を中心として、「ムズムズする」「痛がゆい」「じっとしていると非常に不快」といった異常な感覚が出現してくる病気です。 足を動かすとこの異常感覚はすぐに消えるのですが、じっとしていると再び出現してきます。
レストレスレッグス症候群はいつ起こる?
レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)とは その不快感や脚を動かしたい欲求は、座ったり横になったりするなど、安静にしているときに起こる、あるいは悪化する。
レストレスレッグス症候群の原因は?
レストレスレッグス症候群が起こるメカニズムはまだはっきり解明されていませんが、現在のところ、①脳内の神経伝達物質「ドパミン」の機能障害、②鉄欠乏、③遺伝的素因の3つの要因が考えられており、脳内においてドパミンが作動する経路に何らかの障害が生じてレストレスレッグス症候群を引き起こしていると考えられます。
レストレスレッグス症候群 何か?
レストレスレッグス症候群(restless legs syndrome:RLS)」は“むずむず脚症候群”“下肢静止不能症候群”とも呼ばれ、主に下肢に不快な症状を感じる病気です。
レストレスレッグス症候群の年齢は?
むずむず脚症候群は、どの年齢でも発症し得ます。 10歳から20歳代、次に40歳以上の中高年に多く、女性のほうが男性の1.5倍から2倍多いと言われています。 むずむず脚症候群の患者さんのおよそ半分程度に、家族歴があるともいわれており、45歳以下の若年性の発症の方は家族内発症の関与している可能性が高いと考えられています。